日本三霊山に数えられている『立山連峰』は、全国でも有名な登山スポットになります。
その昔、立山連峰は修行場とされており、今でも富山屈指のパワースポットとして人気です。
パワーの源とされている頂上の『峰本社』に辿り着けば、達成感と共に身体に力が湧いて来ますよ。
また、峰本社では参拝料として500円を納めると、神主さんから御祈祷を授かることができます。
3000m越えの標高ではありますが、標高2432mまではケーブルカーやバスを乗り継いで行くことができます。
「立山黒部アルペンルート」と呼ばれ、登山初心者やファミリーなど多くの人がこのルートを用いています。
この時乗り継ぐケーブルカーなどは普段乗ることができない珍しいものばかり。
日本で唯一トロリーバスが乗れるのも立山連峰だけです。
登山の経験が浅い人でも立山連峰を登ることはできますが、やはり登山において重要なのは設備と計画です。
立山黒部アルペンルートの公式HPには、季節ごとに目安となる服装や装備が紹介されているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
毎年9月1日から3日まで行われる行事が、八尾のおわら風の盆です。
富山県富山市八尾町で開催されるお祭りで、毎年20万人以上訪れる人気のお祭りになります。
豊年万作を願って行うおわら節の叙情豊かな雰囲気は、他のお祭りでは感じることが出来ません。
おわら風の盆では、おさけ笠を被った踊り手が街を歩き回ります。
女踊りは優雅で見とれてしまう美しさ、男踊りは勇ましく、その逞しさに心を打たれてしまいます。
始まるのは夕方からで、そこから深夜、明け方まで踊りが続きます。
お祭りは9月1日からの3日間ですが、前夜祭は8月20日から30日まで行われているので、期間が長く利用しやすい特徴があります。
1年前から宿の予約をする人も多く、時期近くになると宿が埋まってしまうほど人気です。
宿を利用する場合には早めに予約するようにしましょう。
ぜひ9月には、八尾のおわら風の盆のしっとりと幻想的な世界に酔いしれてみてはいかがでしょうか。
富山県の観光地として知名度が高いスポットといえば『黒部ダム』でしょう。
高さは492m、えん堤の高さは186mと日本一の高さを誇っています。
そのスケールもさることながら、観光放水は迫力満点です。
ダムから水が一気にあふれ出す、毎秒10トンの放水の光景はまさに壮観です。
風向きによっては放水される水が、ミストになって体に優しく降り注ぎます。
運が良ければ放水によって虹が掛かり、ロマンチックな雰囲気を感じることができますよ。
天気や風向きによってその景色が変わるだけではなく、展望台や広場、外階段など見る場所によっても見え方が大きく異なることも魅力の一つです。
何度訪れても魅せてくれる観光スポットですね。